新後拾遺和歌集卷第十七
雜歌下



世を遁れて横川に住み侍りける頃詠める

藤原高光



見わたせば
烟絶えたる
山里に
如何に干さまし
墨染のそで
みわたせば
けぶりたえたる
やまざとに
いかにひさまし
すみぞめのそで