百首の歌詠み侍りける時に

贈從三位爲子



袖にこそ
移らざりけれ
卯の花の
垣根ばかりの
夜はの月影
そでにこそ
うつらざりけれ
うのはなの
かきねばかりの
よはのつきかげ