延文二年百首のうた奉りけるに、雁

寶篋院贈左大臣



いつしかと
鳴きて來にけり
秋風の
夜寒知らるゝ
衣雁がね
いつしかと
なきてきにけり
あきかぜの
よさむしらるる
ころもかりがね