延文二年百首の歌奉りける時

權大納言爲遠



峯越ゆる
程こそ知らね
ゐる雲の
立ちそふ隙を
出づる月影
みねこゆる
ほどこそしらね
ゐるくもの
たちそふひまを
いづるつきかげ