春の歌あまた詠み侍りける中に

藤原爲冬朝臣



梢をば
さそひもあかず
梅が香の
うつる袖まで
春風ぞ吹く
こずゑをば
さそひもあかず
うめがかの
うつるそでまで
はるかぜぞふく