延文二年百首の歌奉りけるに、千鳥

寶篋院贈左大臣



解けて寐ぬ
須磨の關守
夜や寒き
友呼ぶ千鳥
月に鳴くなり
とけていぬ
すまのせきもり
よやさむき
ともよぶちとり
つきになくなり