應安六年九月十三夜内裏にて三首の歌講ぜられけるに、月前雲

權大納言爲遠



待ち出づる
月のあたりの
浮雲に
よきよと拂ふ
秋風ぞ吹く
まちいづる
つきのあたりの
うきくもに
よきよとはらふ
あきかぜぞふく