大峯修行し侍りける時、笙の岩屋にて蔦の紅葉を見て詠み侍りける

前權僧正良宋



心とや
色に出づらむ
雨露も
洩らぬ岩屋の
つたのもみぢば
こころとや
いろにいづらむ
あめつゆも
もらぬいはやの
つたのもみぢば