返しに、ひ色の薄様にかきて、しきみの枝に付てつかはしける

花山院前内大臣



いにしへに
馴し匂ひを
思ひ出て
我袖ふれは
花ややつれん
いにしへに
なしにほひを
おもひいでて
わがそでふれは
はなややつれん