建仁元年八月十五夜撰歌合に、海辺秋月

嘉陽門院越前



紀の国や
秋さへ霜を
おきつ風
吹上の月の
あり明の空
きのくにや
あきさへしもを
おきつかぜ
ふきあげのつきの
ありあけのそら