宝治二年、後嵯峨院に百首歌奉りける時、春雪

山階入道前左大臣



うちきらし
ふれとも雪の
かつ消て
都の野へは
春めきにけり
うちきらし
ふれともゆきの
かつきて
みやこののへは
はるめきにけり