新拾遺和歌集卷第十六
神祇歌



榊葉の
枝にやどかる
ます鏡
くもりあらせで
かへる道かな
さかきばの
えだにやどかる
ますかがみ
くもりあらせで
かへるみちかな


此の歌は暦應四年春日の神木都におはしましける時、託宣の御歌となむ。