山深く住み侍りし頃人のとぶらひきて侍りけるによめる

藤原高光



山深み
木の葉の露を
打拂ひ
いつまでされば
消え殘るらむ
やまふかみ
このはのつゆを
うちはらひ
いつまでされば
きえのこるらむ