二條院の御時、ひだりまきのふちふち、桐火桶をこめて、河に寄せて歌奉るべきよし仰ありければみづからの名を添へて詠みはべりける

從三位頼政



水ひたり
まきの淵々
落たぎり
氷魚けさ如何に
寄り増る覽
みづひたり
まきのふちふち
おちたぎり
ひをけさいかに
よりまさるらん