嘉元の百首の歌奉りける時、暮春

前大納言爲世



惜むとて
暮るゝ日數の
留まらば
猶いかばかり
春を慕はむ
をしむとて
くるるひかずの
とどまらば
なほいかばかり
はるをしたはむ