伏見院に卅首の歌奉りけるに草花露と云ふ事をよみ侍りける

九條左大臣女



夕暮の
野邊吹き過ぐる
秋風に
千ぐさを傳ふ
花の上のつゆ
ゆふぐれの
のべふきすぐる
あきかぜに
ちぐさをつたふ
はなのうへのつゆ