伏見院に月の十五首の歌奉りける時

爲道朝臣



吹き拂ふ
嵐のまゝに
顯はれて
木の間さだめぬ
月の影かな
ふきはらふ
あらしのままに
あらはれて
このまさだめぬ
つきのかげかな