二品法親王覺助の家の五十首の歌に、夜鹿

從三位爲理



夜を寒み
妻や戀ふらむ
あしびきの
山下風に
鹿ぞなくなる
よをさむみ
つまやこふらむ
あしびきの
やましたかぜに
しかぞなくなる