伏見院の卅首の歌の中に

永福門院



早晩と
冬をや告ぐる
はつ時雨
庭の木の葉に
音づれて行く
いつしかと
ふゆをやつぐる
はつしぐれ
にはのこのはに
おとづれてゆく