家に五十首の歌詠み侍りけるに、朝時雨

二品法親王覺助



木の葉散る
朝げの風や
さそふらむ
時雨になりぬ
浮雲の空
このはちる
あさげのかぜや
さそふらむ
しぐれになりぬ
うきくものそら