建保五年内裏の歌合に、冬海雪

平衞内侍



漕ぎ歸る
棚なし小舟
跡もなし
難波のあしの
ゆきの下をれ
こぎかへる
たななしをぶね
あともなし
なにはのあしの
ゆきのしたをれ