寳治二年百首の歌奉りし時、寄雨戀

常磐井入道前太政大臣



こがれ行く
よその紅葉に
くらべみよ
袂にかゝる
秋の村雨
こがれゆく
よそのもみぢに
くらべみよ
たもとにかかる
あきのむらさめ