寳治の百首の歌奉りける時、寄烟戀

常磐井入道前太政大臣



駿河なる
山は富士のね
我がごとや
絶えぬ烟に
結ぼゝるらむ
するがなる
やまはふじのね
わがごとや
たえぬけぶりに
むすぼほるらむ