山家集・残集
- #14
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かくて靜空・寂昭なんど侍りければ、もの語り申しつつ連歌しけり。秋のことにて肌寒かりければ、寂然まできてせなかをあはせてゐて、連歌にしけり
靜空
思ふにも
うしろあはせに
なりにけり
おもふにも
うしろあはせに
なりにけり
рэнга
この連歌こと人つくべからずと申しければ
うらがへりつる
人の心は
うらがへりつる
ひとのこころは
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