山家集・残集
- #18
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大原にをはりの尼上と申す智者のもとにまかりて、兩三日物語申して歸りけるに、寂然庭に立ちいでて、名殘多かる由申しければ、やすらはれて
Охара
歸る身に
そはで心の
とまるかな
かへるみに
そはでこころの
とまるかな
рэнга
まことに今度の名殘はさおぼゆと申して
寂然
Дзякурэн-хоси
おくる思ひに
かふるなるべし
おくるおもひに
かふるなるべし
Дзякурэн-хоси
рэнга