山家集・残集
- #25
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かく申しつつさし離れてかへりけるに、「いつまで籠りたるべきぞ」と申しければ、「思ひ定めたる事も侍らず、ほかへまかることもや」と申しける、あはれにおぼえて
いつか又
めぐり逢ふべき
法の輪の
嵐の山を
君しいでなば
いつかまた
めぐりあふべき
のりのえの
あらしのやまを
きみしいでなば
танка
Арасияма