那智・谷組の二字をわかち侍しとぞ。
那智・谷組の二字をわかち侍しとぞ。
Скорее всего, он взял по первому слогу от названий Нати и Танигуми.
那智の山に千日こもりて出で侍りける時よみ侍りける
前大僧正道瑜
三年へし
那智のを山の
かひあらば
立ち歸るらむ
瀧の白浪
みとせへし
なちのをやまの
かひあらば
たちかへるらむ
たきのしらなみ
那智の山に花山院の御庵室のありける上に櫻の木の侍るを見て、住みかとすればと詠ませ給ひけむ事思ひ出てられて詠みける
西行法師
木の本に
住みける跡を
見つる哉
那智の高嶺の
花を尋ねて
このもとに
すみけるあとを
みつるかな
なちのたかねの
はなをたづねて
このもとに
すみけるあとを
みつるかな
なちのたかねの
花を尋ねて
このもとに
すみけるあとを
みつるかな
なちのたかねの
はなをたづねて
なちにこもりてたきに入堂し侍りけるに、このうへに一二のたきおはします、それへまゐるなりと申す常住の僧の侍りけるに、ぐしてまゐりけり、はなやさきぬらんとたづねまほしかりけるをりふしにて、たよりあるここちしてわけまゐりたり、二のたきのもとへまゐりつきたる、如意輪のたきとなん申すとききて、をがみければ、まことにすこしうちかたぶきたるやうにながれくだりて、たふとくおぼえけり、花山院の御庵室のあとの侍りけるまへに、としふりたりける桜の木の侍りけるをみて、すみかとすれば、とよませ給ひけんことおもひいでられて
那智に参りてともなへる人みなかへしやりなとして又出侍けるに、をくりにまうてきて侍ける人のともなるわらはに申侍ける
大僧正行尊
なちの山
はるかに落る
滝つせに
すゝく心の
ちりも残らし
なちのやま
はるかにおる
たきつせに
すすくこころの
ちりものこらし