Весна
4
Лето
0
Осень
16
Зима
7
Любовь
0
Благопожелания
0
Странствия
0
Разлука
0
Скорбь
0
Буддийское
0
Синтоистское
0
Разное
4
Иное
0
大井川前に流て、嵐山右ニ高く、松の尾里につゞけり。
大井川前に流て、嵐山右ニ高く、松の尾里をのさとにつゞけり。
Перед ним течет река Ои, справа высится гора Арасияма, еще правее — селение Мацуо.

嵐山
藪の茂りや
風の筋
あらしやま
やぶのしげりや
かぜのすぢ
Гора Бурь — Араси.
В бамбуковой чаще ветер
Тропу проложил.

夕陽にかゝりて、大井川に舟をうかべて、嵐山にそうて戸難瀬をのぼる。
夕陽せきやうにかゝりて、大井川に舟をうかべて、嵐山にそうて戸難瀬となせをのぼる。
В лучах вечернего солнца спустили лодки на реку Ои и вдоль горы Арасияма поплыли вверх к стремнине Тонасэ.

思ふこと
なくてぞ見まし
もみぢ葉を
あらしの山の
ふもとならずは
おもふこと
なくてぞみまし
もみぢはを
あらしのやまの
ふもとならずは
Спокойней
Мог бы любоваться я
Красой осенних листьев,
Когда б — не у подножия горы,
Что «Бурею» зовется.
* ...у подножия горы, что «Бурею» зовется... — имеется в виду гора Араси — букв, «буря, сильный ветер» (находится в Киото в районе Сага, у подножия протекает река Оикава). Автор обыгрывает название горы, подразумевая ветер, безжалостно срывающий с деревьев прекрасные листья. Река Оикава и гора Араси были одними из любимых японцами мест любования красотой природы.
嵐の山のもとをまかりけるに、もみちのいたくちり侍りけれは

右衛門督公任
嵐の山のもとをまかりけるに、もみちのいたくちり侍りけれは

右衛門督公任
Когда отправился к подножию горы Араси, осенняя листва очень обильно опадала

Кинто

あさまたき
嵐の山の
さむけれは
紅葉の錦
きぬ人そなき
あさまたき
あらしのやまの
さむけれは
もみちのにしき
きぬひとそなき
Хоть и холодно
На горе Араси
Ранним утром,
Но нет людей таких,
Что надели б парчу из листьев осенних.
Примерный перевод

思ひ出づる
人もあらしの
山の端に
ひとりぞ入りし
有明の月
おもひいづる
ひともあらしの
やまのはに
ひとりぞいりし
ありあけのつき
Я думал,
Что едва ли кто-то
Один решится перейти
Гору Араси,
Как рассветная луна!

けふみれは
嵐の山は
おほゐ川
もみち吹きおろす
名にこそ有りけれ
けふみれは
あらしのやまは
おほゐかは
もみちふきおろす
なにこそありけれ


とふ人も
今はあらしの
山かせに
人松虫の
こゑそかなしき
とふひとも
いまはあらしの
やまかせに
ひとまつむしの
こゑそかなしき


吹き萎る
むべ山風の
あらし山
まだき木葉の
色ぞしぐるゝ
ふきしほる
むべやまかぜの
あらしやま
まだきこのはの
いろぞしぐるる


嵐山
けふのためとや
紅葉ばの
時雨もまたで
色に出づらむ
あらしやま
けふのためとや
もみぢばの
しぐれもまたで
いろにいづらむ


朝ぼらけ
あらしの山は
峰晴れて
ふもとをくだる
秋の川霧
あさぼらけ
あらしのやまは
みねはれて
ふもとをくだる
あきのかはきり
На самом рассвете
На горе Араси
Вершина прояснилась,
А по основанию спускается
Осенний речной туман...
Примерный перевод

嵐山
そらなる月は
かげさえて
河瀬の霧ぞ
うきてながるゝ
あらしやま
そらなるつきは
かげさえて
かはせのきりぞ
うきてながるる


水さへぞ
すみたえにける
木の葉ちる
あらしの山の
心細さに
みづさへぞ
すみたえにける
このはちる
あらしのやまの
こころほそさに
Здесь прискучило даже воде
Прозрачным потоком струиться.
Листья с деревьев срывают
Бури в осенних горах.
Как неприютно!

大井川
ふるきながれを
尋ねきて
嵐のやまの
紅葉をぞ見る
おほゐかは
ふるきながれを
たづねきて
あらしのやまの
もみぢをぞみる


よもすがら
あらしの山に
風さえて
おほ井のよどに
こほりをぞしく
よもすがら
あらしのやまに
かぜさえて
おほゐのよどに
こほりをぞしく


世中を
あきはてぬとや
さをじかの
今は嵐の
山に鳴くらむ
よのなかを
あきはてぬとや
さをじかの
いまはあらしの
やまになくらむ
Неужто в мире этом
И осень вся прошла?
Олень сейчас
Кричит в горах,
Где бушует буря.
Примерный перевод

もみぢ葉を
さこそあらしの
はらふらめ
この山本も
雨と降るなり
もみぢはを
さこそあらしの
はらふらめ
このやまもとも
あめとふるなり
Наверно, над горой Араси
Буря пронеслась
И, листья алые сорвав, их сбросила
к подножью.
Здесь тоже осыпаются они,
Как дождь.

長月のころ、水無瀬に日ごろ侍りけるに、嵐の山の紅葉、涙にたぐふよし、申しつかはして侍りける人の返事に

権中納言公経
長月のころ、水無瀬に日ごろ侍りけるに、嵐の山の紅葉、涙にたぐふよし、申しつかはして侍りける人の返事に

権中納言公経
Сложена во время выезда на несколько дней к реке Минасэ — в ответ на письмо друга, в котором тот сообщал, что со слезами смотрел, как опадали багряные листья на горе Араси

Кинцунэ
* Гора Араси — см. коммент. 528.
嵐山
ふもとの花の
こずゑまで
一つにかゝる
峯のしらくも
あらしやま
ふもとのはなの
こずゑまで
ひとつにかかる
みねのしらくも


更けゆけば
鐘の響も
あらし山
そらに聞えて
すめる月かな
ふけゆけば
かねのひびきも
あらしやま
そらにきこえて
すめるつきかな


あらし山
ふもとの鐘は
聲さえて
有明のつきぞ
嶺に殘れる
あらしやま
ふもとのかねは
こゑさえて
ありあけのつきぞ
みねにのこれる


音立てし
あらしや松に
殘るらむ
さゞ波こほる
志賀の辛崎
おとたてし
あらしやまつに
のこるらむ
さざなみこほる
しがのからさき


嵐山
散らぬ紅葉の
影ながら
移れば落つる
たきの志らなみ
あらしやま
ちらぬもみぢの
かげながら
うつればおつる
たきのしらなみ


眺め殘す
花の梢も
あらし山
風よりさきに
たづねつるかな
ながめのこす
はなのこずゑも
あらしやま
かぜよりさきに
たづねつるかな


春ふかみ
嵐の山の
櫻ばな
咲くと見し間に
散りにけるかな
はるふかみ
あらしのやまの
さくらばな
さくとみしまに
ちりにけるかな


嵐山
脆き木の葉に
降りそへて
峯行く雲も
また志ぐれつゝ
あらしやま
もろきこのはに
ふりそへて
みねゆくくもも
またしぐれつつ


いつか又
めぐり逢ふべき
法の輪の
嵐の山を
君しいでなば
いつかまた
めぐりあふべき
のりのえの
あらしのやまを
きみしいでなば


あさな〳〵
時雨ぬかたも
嵐山
嶺にもおにも
そむる紅葉ば
あさなあさな
しぐれぬかたも
あらしやま
みねにもおにも
そむるもみぢば


雲はみな
あらしの山の
麓にて
かつらの袖に
月ぞくまなき
くもはみな
あらしのやまの
ふもとにて
かつらのそでに
つきぞくまなき

Река Кацура протекает возле горы Араси, в то же время кацура, лавр, — дерево, связанное с луной.
さしもこそ
いとふうき名の
嵐山
花の所と
いかてなりけん
さしもこそ
いとふうきなの
あらしやま
はなのところと
いかてなりけん


春秋の
にしきなれとや
嵐山
おなし桜の
またもみつらん
はるあきの
にしきなれとや
あらしやま
おなしさくらの
またもみつらん


今よりの
衣手さむし
嵐山
みねの木葉も
もろく散比
いまよりの
ころもでさむし
あらしやま
みねのこのはも
もろくちくら


見るまゝに
紅葉吹おろす
嵐山
梢まはらに
冬はきにけり
みるままに
もみぢふおろす
あらしやま
こずゑまはらに
ふゆはきにけり


嵐山
入会の鐘に
音をそへて
けふも暮ぬと
鹿そ鳴なる
あらしやま
いりあひのかねに
ねをそへて
けふもくれぬと
しかそなくなる


またたくひ
あらしの山の
ふもと寺
すきのいほりに
有明の月
またたくひ
あらしのやまの
ふもとてら
すきのいほりに
ありあけのつき


昔見し
あらしの山に
さそはれて
木葉のさきに
ちる涙哉
むかしみし
あらしのやまに
さそはれて
このはのさきに
ちるなみだかな


我やとの
物かあらぬか
あらし山
あるにまかせて
おつる滝つせ
わがやとの
ものかあらぬか
あらしやま
あるにまかせて
おつるたきつせ