Весна
0
Лето
26
Осень
0
Зима
0
Любовь
10
Благопожелания
0
Странствия
0
Разлука
0
Скорбь
2
Буддийское
0
Синтоистское
2
Разное
10
Иное
0
人めゆゑ
のちにあふひの
はるけくは
わかつらきにや
思ひなされむ
ひとめゆゑ
のちにあふひの
はるけくは
わかつらきにや
おもひなされむ
Опасаясь молвы,
тот дом, где багряник и мальва
расцветают в саду,
слишком редко я навещаю —
не сочтут ли меня бездушным?..

あふひ、かつら

よみ人しらす
あふひ、かつら

よみ人しらす
Мальва и багряник

Неизвестный автор

かくはかり
あふひのまれに
なる人を
いかかつらしと
おもはさるへき
かくはかり
あふひのまれに
なるひとを
いかかつらしと
おもはさるへき
Сколь жесток он со мной,
тот, кто в мору цветения мальвы
приходил что ни день,
а с тех пор, как зацвел багряник,
только изредка и заглянет!..

あふひ、かつら

よみ人しらす
あふひ、かつら

よみ人しらす
Мальва и багряник

Неизвестный автор

忘れめや
あふひを草に
ひき結び
かりねの野辺の
露のあけぼの
わすれめや
あふひをくさに
ひきむすび
かりねののべの
つゆのあけぼの
Возможно ль забыть
Этот ночлег
В полях росистых
Среди цветов прекрасной мальвы
При свете утренней зари?
* Ночь принцесса провела во временной летней постройке, увитой цветами мальвы, что создавало ощущение ночлега в полях во время странствия. Церемония очищения была связана с Праздником мальвы, который проводился в середине 4-й луны (апреля месяца). Принцесса Сёкуси была жрицей храма Камо, одной из главных синтоистских святынь, с 1159 по 1169 г. В жрицы назначались незамужние принцессы или императрицы.
葵をよめる

小侍従
葵をよめる

小侍従
Кодзидзю
(石清水別当光清女)
「祭過ぎぬれば、後の葵不用なり。」とて、ある人の、御簾なるを皆取らせられ侍りしが、

Один вельможа, считая, что коль скоро празднества прошли, то оставшиеся мальвы никому не нужны, приказал убрать все их стебельки, что были развешаны на шторах в его доме.

かくれども
かひなき物は
もろともに
みすの葵の
枯葉なりけり
かくれども
かひなきものは
もろともに
みすのあふひの
かればなりけり
Хоть и висят они,
Но уже бесполезны
Все вместе
На шторах
Увядшие мальвы цветы.
Хоть и тоскую я,
Это уже бесполезно —
Вместе с любимым
Ничем нам не любоваться,
День нашей встречи далек.
と詠めるも、母屋の御簾に葵の、かかりたる枯葉を詠めるよし、家の集に書けり。

Стихи эти, посвященные увядшим лепесткам мальвы, висящей на шторах спальной, вошли в сборник стихов поэтессы.

古き歌の詞書に、「枯れたる葵にさして遣はしける。」とも侍り。

Кроме того, в пояснении к одной старинной песне сказано: «Ее послали, прикрепив к увядшей мальве».

枕草子にも、「来しかた恋しき物、枯れたる葵」と書けるこそ、いみじくなつかしう思ひ寄りたれ。

В «Записках у изголовья» написано: «То, что дорого как воспоминание — засохшие листья мальвы». Мне эти слова кажутся бесконечно близкими.

堀河院御時、百首歌たてまつりける時、葵をよめる

藤原基俊
堀河院御時、百首歌たてまつりける時、葵をよめる

藤原基俊
Фудзивара Мототоси

あふひ草
てる日は神の
こころかは
かけさすかたに
まつなひくらん
あふひくさ
てるひはかみの
こころかは
かけさすかたに
まつなひくらむ


賀茂のいつきおりたまひてのち、まつりのみあれの日、人のあふひをたてまつりて侍りけるに、かきつけられて侍りける

前斎院式子内親王
賀茂のいつきおりたまひてのち、まつりのみあれの日、人のあふひをたてまつりて侍りけるに、かきつけられて侍りける

前斎院式子内親王
Сёкуси Найсинно

神山の
ふもとになれし
あふひ草
ひきわかれても
年そへにける
かみやまの
ふもとになれし
あふひくさ
ひきわかれても
としそへにける


いづかたの
かざしと神の
定めけん
かけ交したる
中の葵を
いづかたの
かざしとかみの
さだめけん
かけかわしたる
なかのあふひを


池の汀には、柳、梅、桜、行来久しき姫小松、草花は、牡丹、芍薬、葵、撫子、桔梗、刈萱、女郎花、其の外花の数を調へ、四季の色を揃へたり。



身ののぞみかなひ侍らで、社のまじらひもせでこもりゐて侍りけるに、葵を見てよめる

鴨長明
身ののぞみかなひ侍らで、社のまじらひもせでこもりゐて侍りけるに、葵を見てよめる

鴨長明
В то время затворился в храме Камо и, расстроенный тем, что не сбылось его желание стать жрецом и жить вместе со всей братией, сложил, глядя на цветок махровой мальвы

Камо-но Тёмэй

見ればまづ
いとど涙ぞ
もろかづら
いかに契りて
かけ離れけむ
みればまづ
いとどなみだぞ
もろかづら
いかにちぎりて
かけはなれけむ
Смотрю на махровую мальву,
И обильные слёзы
Льются из глаз:
Какою злою кармой обречен я жить
Вдали от этого святого места?

年をへて
かけし葵は
變らねど
今日のかざしは
珍しきかな
としをへて
かけしあふひは
かはらねど
けふのかざしは
めづらしきかな
Годов прошедших хоть и
Много собралось на мальвы цветах,
И они неизменны,
Но сегодняшние украшения
Особенно прекрасны!
Примерный перевод

過ぎにし方恋しきもの枯れたる葵。

То, что дорого как воспоминание: Засохшие листья мальвы.[73]
73. Мальва напоминает о празднике Камо.
葵、いとをかし。

Мальва очень красива.

昨日迄
神に心を
かけしかど
けふこそ法に
あふひなりけれ
きのふまで
かみにこころを
かけしかど
けふこそのりに
あふひなりけれ


今年とや
ちぎり置きけむ
葵草
わきて心に
かけしかざしを
ことしとや
ちぎりおきけむ
あふひくさ
わきてこころに
かけしかざしを


いかなれば
日影の向ふ
あふひぐさ
月の桂の
枝をそふらむ
いかなれば
ひかげのむかふ
あふひぐさ
つきのかつらの
えだをそふらむ


光出づる
葵の影を
みてしかば
年へにけるも
嬉しかりけり
ひかりいづる
あふひのかげを
みてしかば
としへにけるも
うれしかりけり


諸葛
二葉ながらも
君にかく
あふひや神の
志るしなるらむ
もろかづら
ふたばながらも
きみにかく
あふひやかみの
しるしなるらむ


そのかみの
ことやはかなき
葵草
なにゆゑよそに
名のみ聞くらむ
そのかみの
ことやはかなき
あふひくさ
なにゆゑよそに
なのみきくらむ


神山に
引き殘さるゝ
葵草
ときに逢はでも
過ぎにけるかな
かみやまに
ひきのこさるる
あふひくさ
ときにあはでも
すぎにけるかな


志らせばや
神の志るしの
葵ぐさ
名をのみかけて
頼む心を
しらせばや
かみのしるしの
あふひぐさ
なをのみかけて
たのむこころを


みあれの日人のもとに葵にそへて遣しける

祝部成茂

Хорибэ Нарисигэ

葵てふ
其名はさこそ
かけず共
けふのかざしの
印とは見よ
あふひてふ
それなはさこそ
かけずとも
けふのかざしの
しるしとはみよ


久方の
かつらにかくる
あふひ草
空の光に
いくよなるらむ
ひさかたの
かつらにかくる
あふひぐさ
そらのひかりに
いくよなるらむ


千早振
賀茂の卯月に
なりにけり
いざ打群れて
葵かざゝむ
ちはやふる
かものうつきに
なりにけり
いざうちむれて
あふひかざゝむ


みしめ引く
卯月のいみを
さす日より
心にかゝる
葵草かな
みしめひく
うつきのいみを
さすひより
こころにかかる
あふひくさかな


思ひきや
そのかみ山の
葵草
かけてもよそに
ならむ物とは
おもひきや
そのかみやまの
あふひくさ
かけてもよそに
ならむものとは


幾返り
けふのみあれに
あふひ草
頼をかけて
年のへぬらむ
いくかへり
けふのみあれに
あふひぐさ
たのみをかけて
としのへぬらむ


かけて猶
たのむかひなし
葵草
今はよそなる
その名計りに
かけてなほ
たのむかひなし
あふひくさ
いまはよそなる
そのなばかりに


かけて祈る
志るしあらせよ
葵草
かさなる跡は
神も忘れじ
かけていのる
しるしあらせよ
あふひくさ
かさなるあとは
かみもわすれじ


思ひきや
葵をよその
かざしにて
誰も泪の
かゝるべしとは
おもひきや
あふひをよその
かざしにて
たれもなみだの
かかるべしとは


院に三十首の歌召されける時、葵

兵衛督



哀れとや
神もみあれに
葵草
二葉よりこそ
たのみそめしか
あはれとや
かみもみあれに
あふひくさ
ふたばよりこそ
たのみそめしか


葵草
かざす卯月の
ほとゝぎす
ひとの心に
まづかゝりつゝ
あふひくさ
かざすうつきの
ほととぎす
ひとのこころに
まづかかりつつ


みあれ木に
ゆふしで懸けし
神山の
裾野の葵
いつか忘れむ
みあれきに
ゆふしでかけし
かみやまの
すそののあふひ
いつかわすれむ


嘉暦四年御着帶の後祭の日朝がれひの御几帳に葵のかゝりたりけるを御覽じてよませ給ひける

後京極院

Госпожа Го-Кё:гокуин [Сайондзи Киси]

上西門院いつきと聞え給ける時待賢門院かんたちめに渡らせ給ひたりけるに御供にさぶらひて齋院の女房のなかに葵につけて遣しける

兵衛



神祭る
今日は葵の
もろかづら
八十氏人の
かざしにぞさす
かみまつる
けふはあふひの
もろかづら
やそうじひとの
かざしにぞさす


君が代に
二たびかざす
葵草
神のめぐみも
かさねてぞ知る
きみがよに
ふたたびかざす
あふひくさ
かみのめぐみも
かさねてぞしる


君が代に
又たちかへり
葵草
かけてぞ神の
めぐみをば知る
きみがよに
またたちかへり
あふひくさ
かけてぞかみの
めぐみをばしる


堀川院に百首の歌奉りけるとき、葵を

前中納言匡房



みあれの日葵に付けて女の許に遣しける

中納言定頼



千早ぶる
神の志るしと
頼むかな
思ひもかけぬ
今日の葵を
ちはやぶる
かみのしるしと
たのむかな
おもひもかけぬ
けふのあふひを


形見ぞと
みるに泪ぞ
かゝりける
葵はよその
挿頭と思ふに
かたみぞと
みるになみだぞ
かかりける
あふひはよその
かざしとおもふに


さるは、異事との思えぬままに、幼き者の、草子の中に葵を入れたりけるに、枯れたるを取り出でて、「これ御覧ぜよ」と言ふに、思え侍りける。
さるは、異事ことごとの思えぬままに、幼き者の、草子の中にあふひを入れたりけるに、枯れたるを取り出でて、「これ御覧ぜよ」と言ふに、思え侍りける。


あふひ草
神も哀は
かけそへよ
よそにみあれの
かもの瑞籬
あふひぐさ
かみもあはれは
かけそへよ
よそにみあれの
かもの瑞まがき


光出づる
あふひのかげを
見てしかば
年経にけるも
うれしかりけり
ひかりいづる
あふひのかげを
みてしかば
としへにけるも
うれしかりけり


ひかりいづる
あふひのかげを
見てしより
年積みけるも
うれしかりけり
ひかりいづる
あふひのかげを
みてしより
としつみけるも
うれしかりけり
С той поры как узрела
Сияние, что исходит
От листьев мальвы, —
Длятся годы мои,
Радостью переполняясь.

30. “С тех пор как узрела...” — Это стихотворение написано не Сё:си, а Митинага, [McCullough P. 147], аои — “мальва” — обозначает двух юных принцев-братьев, и в слове аои может читаться как хи — “солнце”. Аои или более правильно футабааои — это вьющееся растение, похожее на плющ, листья его, гирляндами которых во время праздника Камо украшали экипажи, помосты, дома, имеют сердцеобразную форму и растут попарно и горизонтально к общему стеблю.
いかなれば
その神山の
あふひ草
年はふれども
二葉なるらむ
いかなれば
そのかみやまの
あふひぐさ
としはふれども
ふたばなるらむ
О мальвы у храма Камо
На горе Камияма!
Прошло столько лет,
А вы —
Прекрасны и свежи!
* Обычно для украшения на Празднике мальвы (см. коммент. 182) использовались махровые цветы.
我が袖に
神はゆるさぬ
あふひ草
心のほかに
かけて見る哉
わがそでに
かみはゆるさぬ
あふひぐさ
こころのほかに
かけてみるかな


忘れずよ
祈る深山の
あふひ草
かけし昔は
とほざかれども
わすれずよ
いのるみやまの
あふひぐさ
かけしむかしは
とほざかれども


梅が香に
深くぞたのむ
おしなべて
かざす葵の
根も見てしがな
うめがかに
ふかくぞたのむ
おしなべて
かざすあふひの
ねもみてしがな


しめのうちの
葵にかゝる
ゆふかづら
くれどねがたき
ものと知らなむ
しめのうちの
あふひにかかる
ゆふかづら
くれどねがたき
ものとしらなむ


ひきかけし
契かはらで
あふひ草
おなじかざしの
末ぞはるけき
ひきかけし
ちぎりかはらで
あふひぐさ
おなじかざしの
すゑぞはるけき


思ひやる
かりねの野への
葵草
きみを心に
かくるけふ哉
おもひやる
かりねののへの
あふひくさ
きみをこころに
かくるけふかな


大空の
ひかりに靡く
神山の
今日のあふひや
日影なるらむ
おほそらの
ひかりになびく
かみやまの
けふのあふひや
ひかげなるらむ


思ひやる
かりねの野への
葵草
きみを心に
かくるけふ哉
おもひやる
かりねののへの
あふひくさ
きみをこころに
かくるけふかな


葵をよめる

前大納言基良



あはれとは
神もみあれの
葵草
かけてかさなる
跡は絶せし
あはれとは
かみもみあれの
あふひくさ
かけてかさなる
あとはたせし


文治六年女御入内屏風に、賀茂下社神館のほとりに葵かさしたる人ある所

前中納言定家



今日こそは
君をみあれの
葵草
思ひかけつと
しらせ初ぬれ
けふこそは
きみをみあれの
あふひくさ
おもひかけつと
しらせはつぬれ


寄葵恋

藤原秀茂



ほのかにも
人をみあれの
葵草
心にかけて
こひぬ日もなし
ほのかにも
ひとをみあれの
あふひくさ
こころにかけて
こひぬひもなし


久しくをとせぬ人のもとへ、祭の日葵につけて申つかはしける

よみ人しらす



忘れにし
そのかみ山の
あふひ草
けふたにかけて
思ひ出すや
わすれにし
そのかみやまの
あふひぐさ
けふたにかけて
おもひいですや


けふのみや
思ひいつらん
あふひ草
我は心に
かけぬ日そなき
けふのみや
おもひいつらん
あふひぐさ
われはこころに
かけぬひそなき


ゆふかけて
思はさりせは
あふひ草
しめのほかにそ
人をきかまし
ゆふかけて
おもはさりせは
あふひぐさ
しめのほかにそ
ひとをきかまし


神はよも
思ひも捨し
あふひ草
かけて二たひ
つかへつるかな
かみはよも
おもひもすてし
あふひぐさ
かけてふたたひ
つかへつるかな


ちはやふる
賀茂のみつかき
年をへて
幾世のけふに
あふひ成らん
ちはやふる
かものみつかき
としをへて
いくよのけふに
あふひなるらん


斎院にて物申ける人、内わたりにまいれるよし聞て、あふひにかき付てつかはしける

前大納言公任



年ふれと
かはらぬ物は
そのかみに
いのりかけてし
あふひ成けり
としふれと
かはらぬものは
そのかみに
いのりかけてし
あふひなりけり


乙女子か
ゆふかみ山の
玉かつら
けふはあふひを
かけやそふらん
をとめこか
ゆふかみやまの
たまかつら
けふはあふひを
かけやそふらん


年をへて
まつのお山の
あふひこそ
色もかはらぬ
かさしなりけれ
としをへて
まつのおやまの
あふひこそ
いろもかはらぬ
かさしなりけれ


千はやふる
賀茂の社の
あふひ草
かさすけふにも
成にける哉
ちはやふる
かものやしろの
あふひぐさ
かさすけふにも
なりにけるかな


たれしかも
松のお山の
あふひ草
かつらにちかく
契そめけん
たれしかも
まつのおやまの
あふひぐさ
かつらにちかく
ちぎりそめけん