Весна
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Лето
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Осень
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Зима
6
Любовь
0
Благопожелания
0
Странствия
0
Разлука
0
Скорбь
0
Буддийское
0
Синтоистское
3
Разное
1
Иное
0
敷島や
大和の国は
天地の
開け始めし
昔より
岩戸をあけて
おもしろき
神楽の言葉
歌ひてし
さればかしこき
ためしとて
ひじりの御世の
道しるく
人の心を
たねとして
よろづのわざを
言の葉に
鬼神までも
あはれとて
八州のほかの
四つの海
波も静かに
をさまりて
空吹く風も
やはらかに
枝も鳴らさず
降る雨も
時定まれば
君々の
みことのままに
したがひて
和歌の浦路の
もしほ草
かき集めたる
あと多く
それが中にも
名をとめて
三代までつぎし
人の子の
親のとりわき
ゆづりてし
そのまことさへ
ありながら
思へばいやし
信濃なる
そのははき木の
そのはらに
種をまきたる
とがとてや
世にも仕へよ
生ける世の
身を助けよと
契りおく
須磨と明石の
つづきなる
細川山野
山川の
わづかに命
かけひとて
伝ひし水の
水上も
せきとめられて
今はただ
陸にあがれる
魚のごと
かぢを絶えたる
舟のごと
寄るかたもなく
わびはつる
子を思ふとて
夜の鶴
泣く泣く都
出でしかど
身は数ならず
鎌倉の
世のまつりごと
しげければ
聞こえあげてし
言の葉も
枝にこもりて
梅の花
四年の春に
なりにけり
行くへも知らぬ
中空の
風にまかする
故郷は
軒端も荒れて
ささがにの
いかさまにかは
なりぬらむ
世々の跡ある
玉づさも
さて朽ち果てば
葦原の
道もすたれて
いかならむ
これを思へば
私の
嘆きのみかは
世のためも
つらきためしと
なりぬべし
行く先かけて
さまざまに
書き残されし
筆の跡
かへすがへすも
いつはりと
思はましかば
ことわりを
ただすの森の
ゆふしでに
やよやいささか
かけて問へ
みだりがはしき
末の世に
麻はあとなく
なりぬとか
いさめおきしを
忘れずは
ゆがめることを
また誰か
ひき直すべき
とばかりに
身をかへりみず
頼むぞよ
その世を聞けば
さてもさは
残るよもぎと
かこちてし
人のなさけも
かかりけり
同じ播磨の
境とて
一つ流れを
汲みしかば
野中の清水
よどむとも
もとの心に
まかせつつ
とどこほりなき
水茎の
跡さへあらば
いとどしく
鶴が岡べの
朝日影
八千代の光
さしそへて
明らけき世の
なほも栄えむ
しきしまや
やまとのくには
あめつちの
あけはじめし
むかしより
いはとをあけて
おもしろき
かぐらのことは
うたひてし
さればかしこき
ためしとて
ひじりのみよの
みちしるく
ひとのこころを
たねとして
よろづのわざを
ことのはに
おにがみまでも
あはれとて
八州のほかの
よつのうみ
なみもしづかかに
をさまりて
そらふくかぜも
やはらかに
えだもならさず
ふるあめも
ときさだまれば
きみ々の
みことのままに
したがひて
わかのうらぢの
もしほくさ
かきあつめたる
あとおほく
それがなかにも
なをとめて
みよまでつぎし
ひとのねの
おやのとりわき
ゆづりてし
そのまことさへ
ありながら
おもへばいやし
しなのなる
そのははきこの
そのはらに
たねをまきたる
とがとてや
よにもつかへよ
いけるよの
みをたすけよと
ちぎりおく
すまとあかしの
つづきなる
ほそかはやまの
やまかはの
わづかにいのち
かけひとて
つたひしみづの
みなかみも
せきとめられて
いまはただ
陸にあがれる
いをのごと
かぢをたえたる
ふねのごと
よるかたもなく
わびはつる
ねをおもふとて
よのつる
なくなくみやこ
いでしかど
みはかずならず
かまくらの
よのまつりごと
しげければ
きこえあげてし
ことのはも
えだにこもりて
うめのはな
よとしのはるに
なりにけり
ゆくへもしらぬ
なかそらの
かぜにまかする
ふるさとは
のきはもあれて
ささがにの
いかさまにかは
なりぬらむ
よよのあとある
たまづさも
さてくちはてば
あしはらの
みちもすたれて
いかならむ
これをおもへば
私の
なげきのみかは
よのためも
つらきためしと
なりぬべし
ゆくさきかけて
さまざまに
かきのこされし
ふでのあと
かへすがへすも
いつはりと
おもはましかば
ことわりを
ただすのもりの
ゆふしでに
やよやいささか
かけてとへ
みだりがはしき
すゑのよに
あさはあとなく
なりぬとか
いさめおきしを
わすれずは
ゆがめることを
またたれか
ひき直すべき
とばかりに
みをかへりみず
たのむぞよ
そのよをきけば
さてもさは
のこるよもぎと
かこちてし
ひとのなさけも
かかりけり
おなじはりまの
さかひとて
ひとつながれを
くみしかば
のなかのしみづ
よどむとも
もとのこころに
まかせつつ
とどこほりなき
みづぐきの
あとさへあらば
いとどしく
つるがをかべの
あさひかげ
やちよのひかり
さしそへて
あきらけきよの
なほもさかえむ


神楽こそなまめかしく、おもしろけれ。

Танец кагура изящен и интересен.

同大嘗会主基方歌よみてたてまつりける、神楽歌、丹波国千年山をよめる

藤原光範朝臣
同大嘗会主基方歌よみてたてまつりける、神楽歌、丹波国千年山をよめる

藤原光範朝臣
Фудзивара Мицунори

堀河院の御時、内侍所の御神楽の夜、仰せにて、「今夜珍しからん事つかまつれ」と仰せありければ、職侍、家綱を召して、このよし仰せけり。



神楽をよみ侍りける

紀貫之
神楽をよみ侍りける

紀貫之
Посвящается ритуальным танцам кагура

Цураюки

寿永元年大嘗会主基方歌よみてたてまつりける時、神楽歌、丹波国神南備山をよめる

権中納言兼光
寿永元年大嘗会主基方歌よみてたてまつりける時、神楽歌、丹波国神南備山をよめる

権中納言兼光
Канэмицу

八幡宮の権官にてとし久しかりけることを恨みて、御神楽の夜参りて、榊に結びつけ侍りける

法印成清
八幡宮の権官にてとし久しかりけることを恨みて、御神楽の夜参りて、榊に結びつけ侍りける

法印成清
Посвящается добровольному помощнику настоятеля храма Хатимана, который, сетуя на годы свои, совершал вечернюю службу с ритуальными танцами кагура, украсив облаченье свое священными листьями дерева сакаки

Хоин Дзёсё

神樂をよめる

皇后宮權大夫師時

О кагура

Моротоки

日の本の国に天の岩戸ひらけし時より、四方の神たちの神楽の言葉をはじめて、世を治め、物をやはらぐるなかだちとなりにけりとぞ、この道の聖たちは記しおかれたりける。



御神楽の人長。

Главный исполнитель священных плясок мика̀гура [154].
154. Мика̀гура — ритуальные песни, пляски и священные мистерии, исполнявшиеся в синтоистских храмах.
神祇十首

神楽二首



なごりいかに
かへすがへすも
をしからし
そのこまにたつ
かぐらどねりは
なごりいかに
かへすがへすも
をしからし
そのこまにたつ
かぐらどねりは


家經の朝臣が桂の山庄のさうじのかべに神樂志たるかた書ける所をよめる

康資王母

Ясусукэ-но хаха

神楽の振幡とか持たる者。

Танцор, который размахивает флажком во время священных плясок.

更けぬるか
眞弓つき弓
押し返し
謠ふ神樂の
もとすゑの聲
ふけぬるか
まゆみつきゆみ
おしかへし
うたふかぐらの
もとすゑのこゑ


文治六年女御入内の屏風に、内侍所の御神樂の儀式のある所

前中納言定家



天仁元年鳥羽院の御時大甞曾の悠紀方の神樂の歌、音高山を詠める

前中納言匡房

Бывший тюнагон Масафуса

康治元年近衞院の御時大甞曾の悠紀方の神樂の歌、三上山を詠める

左京大夫顯輔



文治六年、女御入内の屏風に、十二月内侍所の御神樂の所

皇太后宮大夫俊成



暦應元年大甞會の悠紀方の神樂の歌、近江國鏡山

正二位隆教



神樂を

小辨



嘉元元年三十首の歌めしけるついでに、夜神樂といへる事を詠ませ給うける

伏見院御製



御物忌なれば、御社より、丑の時にぞ還りまゐれば、御神樂などもさまばかりなり。

Из-за воздержания во дворце процессия вернулась из храма Камо глубокой ночью – в час Быка, и действо в честь божества оказалось скомканным.

神樂を讀侍ける

冷泉入道前右大臣

Сложил о танце кагура

Вступивший на Путь бывший Правый министр господин Рэйдзэй [То:ин Кинъясу]

神樂の心をよめる

右衛門督維敎

Командир Правой управы Внешней охраны Дворца господин Корэнори

山もとや
いつくとしらぬ
里神楽
声する森は
宮ゐなるらん
やまもとや
いつくとしらぬ
さとかぐら
こゑするもりは
みやゐなるらん


忘れめや
庭火に月の
影そへて
雲ゐに聞し
朝倉の声
わすれめや
にはひにつきの
かげそへて
くもゐにききし
あさくらのこゑ


焼すさふ
霜夜の庭火
影ふけて
雲ゐにすめる
朝倉のこゑ
やきすさふ
しもよのにはひ
かげふけて
くもゐにすめる
あさくらのこゑ


神楽のこもりとりものゝ歌


*こもりイニナシ
榊葉の
ちえたのむらの
ゆふしてゝ
とよのあかりの
手向にそとる
さかきばの
ちえたのむらの
ゆふしてて
とよのあかりの
たむけにそとる


寛元二年十一月、東三条神楽の夜、つかはし侍し

太上天皇



ふかみとり
岩戸の山の
榊葉を
さしてそいのる
万代のため
ふかみとり
いはとのやまの
さかきばを
さしてそいのる
よろづよのため


神女等歟
日係紛之上丹
降雪者
花之紛丹
焉違倍里
をとめらか
ひかけの上うへに
ふりゆきは
はなのまがふに
いつれたかへり


神女係雪紛花看
許由未雪鋪玉愛
咲殺卞和作斗筲
不屑造化風流情



乙女子か
日かげの上に
降る雪は
花のまがふに
いづれたがへり
をとめこか
ひかげのうへに
ふるゆきは
はなのまがふに
いづれたがへり