Весна
5
Лето
2
Осень
6
Зима
2
Любовь
1
Благопожелания
0
Странствия
0
Разлука
0
Скорбь
0
Буддийское
0
Синтоистское
0
Разное
3
Иное
0
幸行片岡村之路側、有毛乞匃人得病而臥。

На дороге возле деревни Катаока он повстречал лежавшего там больного нищего.
片岡村-деревня Катаока
片岡之
此向峯
椎蒔者
今年夏之
陰尓将<化>疑
かたをかの
このむかつをに
しひまかば
ことしのなつの
かげにならむか
Если б в Катаока на холмах зеленых,
Что передо мной открылись на пути,
Семена бы дуба я посеял,
Смог бы этим летом
Тень я там найти?
* Песня сложена в аллегорическом плане: юноша спрашивает свою любимую, может ли он рассчитывать на ее любовь, если он сделает ей предложение.
霧立ちて
雁そなくなる
片岡の
朝の原は
紅葉しぬらむ
きりたちて
かりそなくなる
かたをかの
あしたのはらは
もみちしぬらむ
Разошёлся туман —
и клики гусей перелётных
раздаются с утра
в Катаока, над долом Асита,
где багрянцем алеют клёны…
140. Катаока — местность в префектуре Нара, уезд Кацураги.
Асита — местонахождение неизвестно.
ほととぎす
声待つほどは
片岡の
もりのしづくに
立ちやぬれまし
ほととぎす
こゑまつほどは
かたをかの
もりのしづくに
たちやぬれまし
Вот-вот уж с холма Катаока
Послышится голос кукушки...
И пусть в ожиданье его
Промокну от капель росы,
Под деревьями стоя.
* В качестве прототипа, очевидно, использована танка принца Оцу из «Манъёсю»:
В горах под соснами
Тебя я ждал,
И капли дождевые
Стекали на меня с ветвей,
Пока я не промок насквозь.
朝戸あけて
みるそさひしき
かた岡の
ならのひろはに
ふれるしらゆき
あさとあけて
みるそさひしき
かたをかの
ならのひろはに
ふれるしらゆき


あすからは
わかなつまむと
かたをかの
朝の原は
けふそやくめる
あすからは
わかなつまむと
かたをかの
あしたのはらは
けふぞやくめる
С завтрашнего дня
Чтоб собирать молодые травы
На пологом холме,
Что на равнине Асита,
Сегодня будем выжигать пожухлую траву!
Примерный перевод
?
はるさめの
ふりそめしより
かたをかの
すそ野の原そ
あさみとりなる
はるさめの
ふりそめしより
かたをかの
すそののはらそ
あさみとりなる


狩にこば
行きてもみまし
片岡の
あしたの原に
雉子鳴く也
かりにこば
ゆきてもみまし
かたをかの
あしたのはらに
きぎすなくなり


山がつの
かたをかかけて
しむるいほの
さかひにみゆる
たまのをやなぎ
やまがつの
かたをかかけて
しむるいほの
さかひにみゆる
たまのをやなぎ


かた岡に
しばうつりして
なくきぎす
たつはおととて
たかからぬかは
かたをかに
しばうつりして
なくきぎす
たつはおととて
たかからぬかは
На уступе холма
Скрылся фазан в тумане.
Слышу, перепорхнул.
Крыльями вдруг захлопал
Где-то высоко, высоко...

片岡の
杜の木の葉も
色付ぬ
わさ田のをしね
今やからまし
かたをかの
もりのこのはも
いろづきぬ
わさだのをしね
いまやからまし


かた岡の
すそのゝ暮に
鹿鳴きて
小萩色づく
秋かぜぞ吹く
かたをかの
すそののくれに
しかなきて
こはぎいろづく
あきかぜぞふく


今よりは
凉しくなりぬ
片岡の
志のゝ葉分の
秋のはつかぜ
いまよりは
すずしくなりぬ
かたをかの
しののはわけの
あきのはつかぜ


賀茂にまうでて侍りけるに、人の、ほととぎす鳴かなむと申しけるあけぼの、片岡の梢をかしく見え侍りければ

紫式部
賀茂にまうでて侍りけるに、人の、ほととぎす鳴かなむと申しけるあけぼの、片岡の梢をかしく見え侍りければ

紫式部
Сложена во время паломничества к святыне Камо, когда на рассвете одна из спутниц воскликнула: «Хорошо бы запела кукушка!» А на холме Катаока красиво вырисовывалась верхушка дерева

Мурасаки Сикибу
* Кукушка обычно сидит на верхушке дерева.
* Камо — синтоистский храм в Киото, где находится холм Катаока.
やまざとは
冬こそことに
かなしけれ
峯吹きまよふ
木がらしの
戸ぼそを叩く
こゑ聞けば
やすき夢だに
むすばれず
時雨とともに
かたをかの
正木のかづら
ちりにけり
今はわが身の
なげきをば
何につけてか
なぐさめむ
雪だにふりて
しもがれの
草葉のうへに
つもらなむ
其につけてや
あさゆふに
わがまつ人の
われを待つらむ
やまざとは
ふゆこそことに
かなしけれ
みねふきまよふ
こがらしの
とぼそをたたく
こゑきけば
やすきゆめだに
むすばれず
しぐれとともに
かたをかの
まさきのかづら
ちりにけり
いまはわがみの
なげきをば
なににつけてか
なぐさめむ
ゆきだにふりて
しもがれの
くさばのうへに
つもらなむ
それにつけてや
あさゆふに
わがまつひとの
われをまつらむ


賀茂にまうでたるに、「ほととぎす鳴かなむ」といふあけぼのに、片岡のこずゑをかしく見えけり。



ほととぎす
声待つほどは
片岡の
杜のしづくに
立ちや濡れまし
ほととぎす
こゑまつほどは
かたをかの
もりのしづくに
たちやぬれまし


影よわき
夕日うつろふ
片岡に
殘るもすごき
むらすゝき哉
かげよわき
ゆふひうつろふ
かたをかに
のこるもすごき
むらすすきかな


青葉のみ
茂りにけりな
片岡の
木末は花の
かげと見しまに
あをばのみ
しげりにけりな
かたをかの
こずゑははなの
かげとみしまに


秋草の
色づく見れば
かた岡の
あしたの原に
鹿ぞ鳴くなる
あきくさの
いろづくみれば
かたをかの
あしたのはらに
しかぞなくなる


としへても
猶逢ことは
かた岡の
まつこそ恋の
命なりけれ
としへても
なほあふことは
かたをかの
まつこそこひの
いのちなりけれ


かねてたに
涼しかりしを
片岡の
森の木すゑの
秋の初風
かねてたに
すずしかりしを
かたをかの
もりのこすゑの
あきのはつかぜ


片岡の
あさけの風も
吹かへて
冬のけしきに
ちる木葉哉
かたをかの
あさけのかぜも
ふきかへて
ふゆのけしきに
ちるこのはかな


夏の日は
影にすゝみし
片岡の
はゝそは秋そ
色付にける
なつのひは
かげにすすみし
かたをかの
ははそはあきそ
いろづにける