Весна
0
Лето
0
Осень
2
Зима
0
Любовь
0
Благопожелания
6
Странствия
0
Разлука
0
Скорбь
3
Буддийское
0
Синтоистское
1
Разное
31
Иное
0
位山
峯まてつける
杖なれと
今よろつよの
さかのためなり
くらゐやま
みねまてつける
つゑなれと
いまよろつよの
さかのためなり


こ紫
たなひく事を
しるへにて
位の山の
峯をたつねん
こむらさき
たなひくくもを
しるへにて
くらゐのやまの
みねをたつねむ


位山
あとをたづねて
のぼれども
子を思ふ道に
なほまよひぬる
くらゐやま
あとをたづねて
のぼれども
こをおもふみちに
なほまよひぬる
Шёл по стопам я отца
И, словно на гору Икаияма,
Поднимался всё выше и выше,
А ныне блуждаю в потёмках, не зная,
Как собственным детям помочь.

くらゐ山
はなをまつこそ
ひさしけれ
はるの宮こに
としはへしかと
くらゐやま
はなをまつこそ
ひさしけれ
はるのみやこに
としはへしかと


玉鉾の
みちある御代の
位山
ふもとにひとり
猶まよふかな
たまほこの
みちあるみよの
くらゐやま
ふもとにひとり
なほまよふかな


位山
さかゆきこえて
後にこそ
やすくは道に
思ひいりしか
くらゐやま
さかゆきこえて
のちにこそ
やすくはみちに
おもひいりしか


位山
ふもとばかりの
路をだに
猶わけがたく
かゝるしら雲
くらゐやま
ふもとばかりの
みちをだに
なほわけがたく
かかるしらくも


位山
身はしもながら
影見れば
のぼらぬ峰に
月ぞさやけき
くらゐやま
みはしもながら
かげみれば
のぼらぬみねに
つきぞさやけき


位山
かくてかはらぬ
みねの松
いま一しほの
春をしらせよ
くらゐやま
かくてかはらぬ
みねのまつ
いまひとしほの
はるをしらせよ


なき跡に
猶立ちのぼる
位山
ありてきくよと
思はましかば
なきあとに
なほたちのぼる
くらゐやま
ありてきくよと
おもはましかば


あきらけき
御世ぞしらるゝ
位山
又うへもなく
あふぐ光に
あきらけき
みよぞしらるる
くらゐやま
またうへもなく
あふぐひかりに


千世ふべき
君が御幸に
位山
またわけのぼる
みねの椎しば
ちよふべき
きみがみゆきに
くらゐやま
またわけのぼる
みねのしひしば


位山
むすぼゝれつる
谷みづは
この春風に
解けにけらしな
くらゐやま
むすぼほれつる
たにみづは
このはるかぜに
とけにけらしな


位山
春待ちえたる
谷水の
解くるこゝろは
汲みて知らなむ
くらゐやま
はるまちえたる
たにみづの
とくるこころは
くみてしらなむ


位山
かさなる雪に
跡とめて
まよはぬ道は
なほぞかしこき
くらゐやま
かさなるゆきに
あととめて
まよはぬみちは
なほぞかしこき


老の身に
今ひと坂の
位山
のぼらぬにても
くるしかりけり
おいのみに
いまひとさかの
くらゐやま
のぼらぬにても
くるしかりけり


今更に
のぼりぞやらぬ
位山
苦しかるべき
代々のあとかは
いまさらに
のぼりぞやらぬ
くらゐやま
くるしかるべき
よよのあとかは


位山
おどろのみちも
程とほし
はなの外なる
峯の志ひしば
くらゐやま
おどろのみちも
ほどとほし
はなのほかなる
みねのしひしば


幾世しも
隔てぬものを
位山
のぼりし跡に
などまよふらむ
いくよしも
へだてぬものを
くらゐやま
のぼりしあとに
などまよふらむ


位山
まだ椎柴の
かげに居て
我がのぼるべき
道はいそがず
くらゐやま
まだしひしばの
かげにゐて
わがのぼるべき
みちはいそがず


位山
のぼる我が身の
いかなれば
雲居の月に
遠ざかるらむ
くらゐやま
のぼるわがみの
いかなれば
くもゐのつきに
とほざかるらむ


齡こそ
いつよをこえめ
位山
たえにし跡に
またのぼるかな
よはひこそ
いつよをこえめ
くらゐやま
たえにしあとに
またのぼるかな


人はみな
越えぬる跡の
位山
後れてだにも
のぼりかねつゝ
ひとはみな
こえぬるあとの
くらゐやま
おくれてだにも
のぼりかねつつ


位山
あるにまかする
道なれど
今一さかぞ
さすがくるしき
くらゐやま
あるにまかする
みちなれど
いまひとさかぞ
さすがくるしき


登るべき
程はのぼりぬ
位山
これよりうへの
道ぞゆかしき
のぼるべき
ほどはのぼりぬ
くらゐやま
これよりうへの
みちぞゆかしき


我が君の
位の山し
高ければ
あふがぬ人は
あらじとぞ思ふ
わがきみの
くらひのやまし
たかければ
あふがぬひとは
あらじとぞおもふ


道しあらば
今も迷はで
位山
むかしの跡に
名をのこさばや
みちしあらば
いまもまよはで
くらゐやま
むかしのあとに
なをのこさばや


位山
こえてもさらに
思ひしれ
神も光を
そふる世ぞとは
くらゐやま
こえてもさらに
おもひしれ
かみもひかりを
そふるよぞとは


身にあまる
御代の光に
位山
くるしかるべき
嶺はこえにき
みにあまる
みよのひかりに
くらゐやま
くるしかるべき
みねはこえにき


位山
なに中++の
跡ならん
峰まて思ふ
ほとのくるしさ
くらゐやま
なになか++の
あとならん
みねまておもふ
ほとのくるしさ


位山
いまいくさかを
のほりてか
雲の上なる
月をみるへき
くらゐやま
いまいくさかを
のほりてか
くものうへなる
つきをみるへき


位山
まよはぬ人の
跡みても
今一さかを
猶おもふかな
くらゐやま
まよはぬひとの
あとみても
いまひとさかを
なほおもふかな


位山
のほりもやらて
いそかれぬ
五十の坂を
こえんとすらん



いとゝしく
老の坂そふ
位山
くるしき道と
のほりかねつゝ
いととしく
おいのさかそふ
くらゐやま
くるしきみちと
のほりかねつつ


位山
のほりはてゝも
嶺に生る
松に心を
猶のこすかな



いかて我
位の山に
庵しめて
のほりはてなは
身をかくさまし
いかてわれ
くらゐのやまに
いほりしめて
のほりはてなは
みをかくさまし


位山
そのしなことに
あかりしや
うしと思はぬ
むかし成らん
くらゐやま
そのしなことに
あかりしや
うしとおもはぬ
むかしならん


かへるへき
道しなけれは
位山
のほるをみても
ぬるゝ袖哉
かへるへき
みちしなけれは
くらゐやま
のほるをみても
ぬるるそでかな


位山
あとはむかしに
かへれとも
帰らぬ道そ
今も悲しき
くらゐやま
あとはむかしに
かへれとも
かへらぬみちそ
いまもかなしき


のほるへき
道を思へは
位山
またふもとなる
我身なりけり
のほるへき
みちをおもへは
くらゐやま
またふもとなる
わがみなりけり


心ゆく
程まてのほれ
くらゐ山
名たかき秋の
月のしるへに
こころゆく
ほどまてのほれ
くらゐやま
なたかきあきの
つきのしるへに


行さきの
道もおほえぬ
五月やみ
くらゐの山に
身はまよひつゝ
ゆきさきの
みちもおほえぬ
さつきやみ
くらゐのやまに
みはまよひつつ


すへらきの
くらゐの山の
小松原
ことしや千代の
はしめ成らん
すへらきの
くらゐのやまの
こまつはら
ことしやちよの
はしめなるらん


かひ有りて
今こそみつの
くらゐ山
まよはぬ道は
猶ぞうれしき
かひありて
いまこそみつの
くらゐやま
まよはぬみちは
なほぞうれしき