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Синтоистское
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5
Иное
0
安之比奇能
八峯能宇倍能
都我能木能
伊也継々尓
松根能
絶事奈久
青丹余志
奈良能京師尓
万代尓
國所知等
安美知之
吾大皇乃
神奈我良
於母保之賣志弖
豊宴
見為今日者
毛能乃布能
八十伴雄能
嶋山尓
安可流橘
宇受尓指
紐解放而
千年保伎
<保>吉等餘毛之
恵良々々尓
仕奉乎
見之貴者
あしひきの
やつをのうへの
つがのきの
いやつぎつぎに
まつがねの
たゆることなく
あをによし
ならのみやこに
よろづよに
くにしらさむと
やすみしし
わがおほきみの
かむながら
おもほしめして
とよのあかり
めすけふのひは
もののふの
やそとものをの
しまやまに
あかるたちばな
うずにさし
ひもときさけて
ちとせほき
ほきとよもし
ゑらゑらに
つかへまつるを
みるがたふとさ
Словно дерево цуга,
Что растет на пиках гор
Распростертых,
Множась там
Сотнями густых ветвей,—
Так пускай из века в век,
Не кончаясь никогда,
Вечно,
Словно у сосны корни,
Будешь продолжать
Ты правление свое
Сотни, тысячи веков,
В Нара —
Городе царей,
Дивном зеленью листвы!
Мирно правящая здесь
Государыня моя!
Божеством являясь нам,
Управляешь ты страной.
И сегодня, в этот день,
Когда пир идет у нас,
Когда славим урожай,
Много воинов лихих
Славных воинских родов
Из цветов татибана,
Что сверкают среди гор
В государевом саду,
Делают себе венки
И, украсивши чело,
Распустив у платья шнур,
Славят и желают все,
Чтобы много тысяч лет
Процветало все вокруг!
И, смотря на этот пир,
Где все люди, веселясь,
Шумно славят всей душой
Государыню свою,
Чтя ее и ей служа,
Преклоняюсь я душой.
* В песне описывается пир в честь урожая (тоё-но акари), который устраивался после подношения богам первого риса во дворце.
寳治百首の歌奉りし時、豐明節會

冷泉太政大臣



山藍の
をみのころもで
月さえて
雲居の庭に
出づるもろ人
やまあひの
をみのころもで
つきさえて
くもゐのにはに
いづるもろひと


少女子が
袖志ろたへに
霜ぞおく
豐の明も
夜や更けぬらむ
をとめこが
そでしろたへに
しもぞおく
とよのあかりも
よやふけぬらむ


曇なき
玉田の野べの
玉日影
かざすや豐の
あかりなるらむ
くもりなき
たまたののべの
たまひかげ
かざすやとよの
あかりなるらむ


天つ空
とよのあかりに
見し人の
なほ面影の
しひて恋しき
あまつそら
とよのあかりに
みしひとの
なほおもかげの
しひてこひしき
С тех пор, как встретился с тобой
На Празднике небес
Тоё акари,
Твой облик
Не в силах я забыть!

夢ならで
又やはみんと
悲しきは
とよのあかりの
夜半の月影
ゆめならで
またやはみんと
かなしきは
とよのあかりの
よはのつきかげ


あはれにも
心よわくぞ
ながめける
豐のあかりの
もろ人のたち
舞ふ袖も
おもひやりけめ
あはれにも
こころよわくぞ
ながめける
とよのあかりの
もろひとのたち
まふそでも
おもひやりけめ


かねて思ふ
豐の明りの
さむけさを
ましていかにと
すめる月哉
かねておもふ
とよのあかりの
さむけさを
ましていかにと
すめるつきかな


へだてつる
風のたよりも
おしなべて
さらにぞ豐の
明り也ける
へだてつる
かぜのたよりも
おしなべて
さらにぞとよの
あかりなりける


いつはりの
ことしもいかゞ
忘るべき
豐のあかりは
時ぞともなし
いつはりの
ことしもいかが
わするべき
とよのあかりは
ときぞともなし


豊明節会をよませ給ける

今上御歌



乙女子か
雲のかよひち
空はれて
とよのあかりも
光そへけり
をとめこか
くものかよひち
そらはれて
とよのあかりも
ひかりそへけり


立ましり
袖つらねしも
昔かな
豊のあかりの
雲のうへ人
たちましり
そでつらねしも
むかしかな
とよのあかりの
くものうへひと


ゆふそのゝ
日影のかつら
かさしもて
たのしくもあるか
豊のあかりの
ゆふそのの
ひかげのかつら
かさしもて
たのしくもあるか
とよのあかりの


天乙女
玉もすそひく
雲の上の
とよの明りは
面かけにみゆ
あまをとめ
たまもすそひく
くものうへの
とよのあかりは
おもかけにみゆ


百首歌めされしついてに、豊明節会

太上天皇



月さゆる
豊のあかりの
雲の上に
乙女の袖も
光そへつゝ
つきさゆる
とよのあかりの
くものうへに
をとめのそでも
ひかりそへつつ


宮人の
豊明の
日かけ草
たもとをかけて
霜むすふなり
みやひとの
とよのあかりの
ひかけくさ
たもとをかけて
しもむすふなり


天つ袖
ふる白雪に
少女子が
くものかよひ路
花ぞ散りかふ
あまつそで
ふるしらゆきに
をとめねが
くものかよひぢ
はなぞちりかふ


袖返す
天つ少女も
思ひ出でよ
吉野の宮の
むかしがたりを
そでかへす
あまつをとめも
おもひいでよ
よしののみやの
むかしがたりを


袖かへす
あまつ乙女も
思出や
よしのゝ宮の
昔がたりを
そでかへす
あまつをとめも
おもいでや
よしののみやの
むかしがたりを


豐明
天つをとめの
袖までも
代々の跡をば
かへしてぞみん
とよのあきら
あまつをとめの
そでまでも
よよのあとをば
かへしてぞみん


久かたの
月の桂の
山人も
とよのあかりに
あひにけるかな
ひさかたの
つきのかつらの
やまひとも
とよのあかりに
あひにけるかな


貞応元年豊明夜、月くまなきに思いつることおほくて、前中納言定家のもとにつかはしける

西園寺入道前太政大臣



月のゆく
雲のかよひち
かはれとも
乙女のすかた
忘しもせす
つきのゆく
くものかよひち
かはれとも
をとめのすかた
わすれしもせす


忘られぬ
をとめの姿
世ゝふりて
わかみし空の
月そはるけき
わすられぬ
をとめのすがた
よよふりて
わかみしそらの
つきそはるけき


前のおほきおほいまうち君参議に侍ける時、豊明の夜小忌衣きて侍けるをみてつかはしける

よみ人しらす



わきてみん
神の司の
うらあひて
しるき日影の
山あひの袖
わきてみん
かみのつかさの
うらあひて
しるきひかげの
やまあひのそで


わきて見る
心の色も
たのまれす
それともしらぬ
豊の宮人
わきてみる
こころのいろも
たのまれす
それともしらぬ
とよのみやひと


榊葉の
ちえたのむらの
ゆふしてゝ
とよのあかりの
手向にそとる
さかきばの
ちえたのむらの
ゆふしてて
とよのあかりの
たむけにそとる


神山の
日影のかつら
かさすてふ
とよのあかりそ
わきてくまなき
かみやまの
ひかげのかつら
かさすてふ
とよのあかりそ
わきてくまなき


忘れめや
雲のかよひち
立かへり
乙女の袖を
月に見し夜は
わすれめや
くものかよひち
たちかへり
をとめのそでを
つきにみしよは


雲のうへの
とよのあかりに
月さえて
霜をかさぬる
山あひの袖
くものうへの
とよのあかりに
つきさえて
しもをかさぬる
やまあひのそで


けふにあふ
豊の明の
日かけ草
いつれの代より
かけはしめけん
けふにあふ
とよのあかりの
ひかけくさ
いつれのよより
かけはしめけん


しら雪の
ふりにし跡に
かはらねは
今夜や神も
こゝろとくらん
しらゆきの
ふりにしあとに
かはらねは
こよひやかみも
こころとくらん


白雪の
ふりにし跡を
たつねても
こよひそいのる
御代の千とせを
しらゆきの
ふりにしあとを
たつねても
こよひそいのる
みよのちとせを


思ひやれ
誰かはみせん
こゝのへや
豐の明りの
よはのおきぐし
おもひやれ
たれかはみせん
ここのへや
とよのあかりの
よはのおきぐし


たれこめて
豐の明りも
しらざりき
君こそみせめ
よはのさし櫛
たれこめて
とよのあかりも
しらざりき
きみこそみせめ
よはのさしくし


たれこめし
比ともしらぬ
おこたりに
豐の明りの
月は更けにき
たれこめし
ころともしらぬ
おこたりに
とよのあかりの
つきはふけにき