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それに陪従清仲といふ者、常に候ひけるが、宮おはしまさねども、なほ、御車宿の妻戸に居て、古き物はいはじ、新しうしたる束柱、蔀などをさへ破り焚きけり。



この事を有賢、鳥羽院に訴へ申しければ、清仲を召して、「宮渡らせおはしまさぬに、なほとまりゐて、古き物、新しき物こぼち焚くなるは、いかなる事ぞ。



この清仲は、法性寺殿の御時、春日の乗尻に立ちけるに、神馬つかひ、おのおのさはりありて、事欠けたりけるに、清仲ばかり、かう勤めたりしものなれども、「事欠けにたり。