又寛喜貞永のいま、世治まり人安く樂しき
ことの葉を知らしめむために殊更に集め撰ばるゝならし。
寛喜元年十一月、女御入内の屏風の繪、山人家柳をよみ侍りける
内大臣
寛喜元年女御入内の屏風、五月沼江菖蒲宴の所
前關白
寛喜元年十一月女御入内の屏風に郭公をよみ侍りける
右衛門督爲家
寛喜元年女御入内の屏風、杜邊山井流水ある所
正三位知家
寛喜元年十一月女御入内の屏風京花人家元日かきたる所
前關白
寛喜元年女御入内の屏風十一月江邊寒蘆鶴立
入道前太政大臣
寛喜三年伊勢の勅使たてられ侍りける當日まで雨はれ難く侍りけるに宣旨承りて本宮にこもりて祈請し侍りけるによみ侍りける
卜部兼直