關白前左大臣の家に題を探りて歌よみ侍りけるに、寄烟戀を
頓阿法師
中園入道前太政大臣の家にて、朝旅行といふ事を
頓阿法師
贈從三位爲子身まかり侍りし比蝉のもぬけたるを朝顏の花に付けて前大納言爲定の許に申し遣しける
頓阿法師
前大納言爲世の家に十首の歌よみ侍りしに、深夜待戀
頓阿法師
庵室の庭の松を仙洞にうつされける時むすびつけ侍りける
頓阿法師
建武二年、内裏にて人々題をさくりて千首歌よみける時、恋雑物といへる題を給はりてつかうまつりける
頓阿法師
古き詩の句を題にて百首歌よみけるに、遥峰帯晩霞といふことを
頓阿法師
中納言為藤家に、五首歌よみ侍ける時、尋余花と云事を
頓阿法師
浄土三部経書て、舞楽にて供養しけるに、権中納言具行いまた少将にて陵王舞侍しかは、又の日申つかはしける
頓阿法師
古き詩の句を題にて百首歌よみける時、三年不見書といふ事を
頓阿法師
後福光園摂政家歌合に、寄萩戸恋といふことを
頓阿法師
古き詩の句を題にて歌よみけるに、花発風雨多といふことを
頓阿法師
後光厳院御時、頓阿法師この道しはらくさしをく事侍るよしきかせおはしまして、いさゝかおほせくたさるゝむねありけれは、叡慮のおもむきつたへおほすとてよみてつかはしける
後福光園摂政前太政大臣
これも新拾遺集えらひはしめられける時、続千載集より五たひの集にあひぬる事を思ひて
頓阿法師