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題不知

西住法師
題不知

西住法師


乍臥無実恋といへる心をよめる

西住法師
乍臥無実恋といへる心をよめる

西住法師


夏ころ、こしのくにへまかりける人の、秋はかならすのほりなん、まてといひけるか、冬になるまてのほりまうてこさりけれは、つかはしける

西住法師
夏ころ、こしのくにへまかりける人の、秋はかならすのほりなん、まてといひけるか、冬になるまてのほりまうてこさりけれは、つかはしける

西住法師


行路雪といへるこころをよめる

西住法師
行路雪といへるこころをよめる

西住法師


同行上人西住、秋ころわつらふことありて、限にみえけれはよめる

円位法師
同行上人西住、秋ころわつらふことありて、限にみえけれはよめる

円位法師
Энъи-хоси
(Сайгё)
西住法師みまかりける時、をはり正念なりけるよしをききて、円位法師のもとにつかはしける

寂然法師
西住法師みまかりける時、をはり正念なりけるよしをききて、円位法師のもとにつかはしける

寂然法師
Дзякурэн-хоси
Энъи=Сайгё
夏、熊野へまゐりけるに、いはたと申す所にすずみて、下向しける人につけて、京へ、西住上人のもとへつかはしける



高野のおくの院のはしのうへにて、月あかかりければ、もろともにながめあかして、そのころ西住上人京へいでにけり、その夜の月わすれがたくて、又おなじはしの月のころ、西住上人のもとへいひつかはしける



かへし

西住



五條三位入道、そのかみ大宮の家にすまれけるをり、寂然・西住なんどまかりあひて、後世のものがたり申しけるついでに、向花念淨土と申すことを詠みけるに



爲忠がときはに爲業侍りけるに、西住・寂爲まかりて、太秦に籠りたりけるに、かくと申したりければ、まかりたりけり。有明と申す題をよみけるに



雨の降りければ、ひがさみのを着てまで來たりけるを、高欄にかけたりけるを見て

西住



いまだ世遁れざりけるそのかみ、西住具して法輪にまゐりたりけるに、空仁法師經おぼゆとて庵室にこもりたりけるに、ものがたり申して歸りけるに、舟のわたりのところへ、空仁まで來て名殘惜しみけるに、筏のくだりけるをみて

空仁



西住つけけり