Весна
0
Лето
79
Осень
1
Зима
0
Любовь
4
Благопожелания
0
Странствия
0
Разлука
0
Скорбь
0
Буддийское
0
Синтоистское
0
Разное
9
Иное
0
宮人の
袖つき衣
けふ更へて
夏來にけらし
たかまとのやま
みやひとの
そでつきころも
けふかへて
なつきにけらし
たかまとのやま


春過而
夏来良之
白妙能
衣乾有
天之香来山
はるすぎて
なつきたるらし
しろたへの
ころもほしたり
あめのかぐやま
Проходят быстро дни весны,
Как видно, летняя пора настала,
Там, где гора небес — Кагуяма,
Одежда белотканая видна,
Что сушится, сверкая белизною.
* Песня рисует картину быта древней Японии, где обычно в начале лета вынимали из сундуков летнюю одежду и просушивали ее на солнце. Наблюдение над природой связано здесь с деталями быта.
* Эта песня вошла впоследствии в «Синкокинсю» (XIII в.) и в антологию «Хякунин-иссю» — "Собрание ста песен ста поэтов" (XIII в.) в слегка измененной форме. Варианты имеются в Манъёсю, в книге. Х.
* Белотканая — постоянный эпитет (макура-котоба) к слову «одежда», так как в старину одежда в Японии делалась обычно из белой ткани. Впоследствии этот эпитет получил значение ярко-белого, ослепительно белого цвета.
卯花の
さけるかきねに
時ならて
わかことそなく
鶯のこゑ
うのはなの
さけるかきねに
ときならて
わかことそなく
うぐひすのこゑ


ゆふかけて
卯月に祭る
神山の
ならの木陰に
夏はきにけり
ゆふかけて
うつきにまつる
かみやまの
ならのきかげに
なつはきにけり


神山に
引き殘さるゝ
葵草
ときに逢はでも
過ぎにけるかな
かみやまに
ひきのこさるる
あふひくさ
ときにあはでも
すぎにけるかな


別れての
後忍べとや
行く春の
日數に花の
咲きあまるらむ
わかれての
のちしのべとや
ゆくはるの
ひかずにはなの
さきあまるらむ


夏山の
青葉にまじり
咲く花や
春に後るゝ
木ずゑなるらむ
なつやまの
あをばにまじり
さくはなや
はるにおくるる
こずゑなるらむ


いつしかと
たちはかふれど
夏衣
こゝろにのこる
春の色哉
いつしかと
たちはかふれど
なつころも
こころにのこる
はるのいろかな


なくこゑは
またきかねとも
せみのはの
うすき衣は
たちそきてける
なくこゑは
またきかねとも
せみのはの
うすきころもは
たちそきてける
Хоть голоса
Их и не слышно,
Но тонкие,
Словно крылья цикады,
Пора надеть одеянья.
Примерный перевод

わかやとの
かきねやはるを
へたつらん
夏きにけりと
見ゆる卯の花
わかやとの
かきねやはるを
へたつらむ
なつきにけりと
みゆるうのはな


花の色に
そめしたもとの
をしけれは
衣かへうき
けふにもあるかな
はなのいろに
そめしたもとの
をしけれは
ころもかへうき
けふにもあるかな


花ちると
いとひしものを
夏衣
たつやおそきと
風をまつかな
はなちると
いとひしものを
なつころも
たつやおそきと
かせをまつかな


夏にこそ
さきかかりけれ
ふちの花
松にとのみも
思ひけるかな
なつにこそ
さきかかりけれ
ふちのはな
まつにとのみも
おもひけるかな


紫の
ふちさく松の
こすゑには
もとのみとりも
みえすそありける
むらさきの
ふちさくまつの
こすゑには
もとのみとりも
みえすそありける
Сиреневым цветом
Цветут глицинии
В кронах сосен,
Да так, что не видно
И зелени сосен совсем.
Примерный перевод

うすくこく
みたれてさける
藤の花
ひとしき色は
あらしとそ思ふ
うすくこく
みたれてさける
ふちのはな
ひとしきいろは
あらしとそおもふ


夏衣
立ちかへてしも
忘れぬは
別れし春の
はなぞめのそで
なつころも
たちかへてしも
わすれぬは
わかれしはるの
はなぞめのそで
Надели все
Одежды летние пускай,
Но не забуду
О рукавах, окрашенных в цвет вишни,
С которыми расстались мы с весной!
Примерный перевод

今日もなほ
霞む外山の
朝ぼらけ
きのふの春の
面影ぞ立つ
けふもなほ
かすむとやまの
あさぼらけ
きのふのはるの
おもかげぞたつ
На рассвете сегодня
Всё так же затянуты дымкой
Далёкие горы,
И вспоминается сразу,
Что вчера была весна...

Примерный перевод

昨日にも
空は變らで
諸人の
ころものいろに
夏は來にけり
きのふにも
そらはかはらで
もろひとの
ころものいろに
なつはきにけり
Ещё вчера
Небо было таким же,
Но теперь
В цвете одежд
Для всех лето пришло!
Примерный перевод

夏衣
春におくれて
咲く花の
香をだに匂へ
おなじかたみに
なつころも
はるにおくれて
さくはなの
かをだににほへ
おなじかたみに


鶯の
忘れがたみに
こゑはあれど
花はあとなき
夏木立かな
うぐひすの
わすれがたみに
こゑはあれど
はなはあとなき
なつこだちかな
Путь слышен
Камышовки голос,
Оставшийся на память от весны,
Но нет и следа цветов
На летних деревьях, где она поёт.

Примерный перевод

花咲かぬ
梢と見しは
吉野山
春におくるゝ
さくらなりけり
はなさかぬ
こずゑとみしは
よしのやま
はるにおくるる
さくらなりけり


夏淺き
青葉のやまの
朝ぼらけ
花にかをりし
春ぞわすれぬ
なつあさき
あをばのやまの
あさぼらけ
はなにかをりし
はるぞわすれぬ


青葉のみ
茂りにけりな
片岡の
木末は花の
かげと見しまに
あをばのみ
しげりにけりな
かたをかの
こずゑははなの
かげとみしまに


霞だに
山路に志ばし
立ち止れ
過ぎにし春の
形見ともみむ
かすみだに
やまぢにしばし
たちとまれ
すぎにしはるの
かたみともみむ


夏衣
たちかへてける
今日よりは
やま時鳥
ひとへにぞ待つ
なつころも
たちかへてける
けふよりは
やまほととぎす
ひとへにぞまつ


今日はまづ
いつしか來鳴け
郭公
はるの別も
忘るばかりに
けふはまづ
いつしか来なけ
ほととぎす
はるのわかれも
わするばかりに


けふよりは
浪にをりはへ
夏衣
ほすや垣根の
たまがはの里
けふよりは
なみにをりはへ
なつころも
ほすやかきねの
たまがはのさと


千早振
賀茂の卯月に
なりにけり
いざ打群れて
葵かざゝむ
ちはやふる
かものうつきに
なりにけり
いざうちむれて
あふひかざゝむ


昨日まで
霞みし物を
津の國の
難波わたりの
夏のあけぼの
きのふまで
かすみしものを
つのくにの
なにはわたりの
なつのあけぼの
До вчерашнего дня
Дымкой затянута вечно была
В стране Цу
Переправа у Нанива
Летним рассветом!
Примерный перевод

春くれし
昨日も同じ
淺みどり
今日やはかはる
夏山のいろ
はるくれし
きのふもおなじ
あさみどり
けふやはかはる
なつやまのいろ
С прихода весны
До вчерашнего дня
Неизменно
Затуманены были горы.
А сегодня цвет свой сменили!
Примерный перевод

夏きては
たゞ一重なる
衣手に
いかでか春を
立ち隔つらむ
なつきては
ただひとへなる
ころもでに
いかでかはるを
たちへだつらむ


櫻色の
衣にもまた
わかるゝに
春を殘せる
やどのふぢなみ
さくらいろの
ころもにもまた
わかるるに
はるをのこせる
やどのふぢなみ


櫻色の
衣はうへに
かふれども
心にはるを
わすれぬものを
さくらいろの
ころもはうへに
かふれども
こころにはるを
わすれぬものを


花とりの
春におくるゝ
なぐさめに
まづまちすさぶ
山郭公
はなとりの
はるにおくるる
なぐさめに
まづまちすさぶ
やまほととぎす


暮行かば
空の氣色も
いかならむ
今朝だにかなし
秋の初風
くれゆかば
そらのけしきも
いかならむ
けさだにかなし
あきのはつかぜ


春をのみ
をしみし程に
夏衣
たつ日に早く
なりにけるかな
はるをのみ
をしみしほどに
なつころも
たつひにはやく
なりにけるかな


昨日をば
花の陰にて
暮してき
今日こそいにし
春は惜けれ
きのふをば
はなのかげにて
くらしてき
けふこそいにし
はるはをしけれ


まだ散らぬ
花に心を
慰めて
春過ぎぬとも
おもはざりけり
まだちらぬ
はなにこころを
なぐさめて
はるすぎぬとも
おもはざりけり
Успокоенная
Цветами, что всё
Не опали,
Могла ль подумать я,
Что весна уже прошла...
Примерный перевод

夏ころも
はなのたもとに
ぬきかへて
春のかたみも
とまらさりけり
なつころも
はなのたもとに
ぬきかへて
はるのかたみも
とまらさりけり


けふよりは
たつ夏衣
薄くとも
あつしとのみや
思ひ渡らむ
けふよりは
たつなつころも
うすくとも
あつしとのみや
おもひわたらむ
С сегодняшнего дня
Лета наступившего одежды
Хоть и тонки,
Но думается лишь:
"А, как же жарко!"
Примерный перевод
* как толсто
我のみぞ
いそぎたゝれぬ
夏衣
ひとへに春を
惜む身なれば
われのみぞ
いそぎたたれぬ
なつころも
ひとへにはるを
をしむみなれば
Лишь только я
Не облачился в
Летние одежды,
Ведь всей душой
Жалею о весне.
Примерный перевод
夏衣
いそぎかへつる
かひもなく
立ちかさねたる
花の面影
なつころも
いそぎかへつる
かひもなく
たちかさねたる
はなのおもかげ


たちかはる
けふは卯月の
はじめとや
神の御室に
榊とるらむ
たちかはる
けふはうつきの
はじめとや
かみのみむろに
さかきとるらむ


わかやとの
池の藤波
さきにけり
山郭公
いつかきなかむ
わかやとの
いけのふちなみ
さきにけり
やまほとときす
いつかきなかむ
Распустились в саду
лиловые гроздья глициний,
осенившие пруд, —
о, когда же услышу песню
долгожданной кукушки горной?!
* Горная кукушка — певчая птица, малая кукушка (Cuculus poliocephalus).
梅こひて
卯花拝む
なみだ哉
うめこいて
うのはなおがむ
なみだかな
Тоскуя о сливе,
Гляжу на цветы унохана
Слезы из глаз.
Унохана — кустарник с белыми цветами, цветет в начале лета.
卯のはなの
いろ見えまかふ
ゆふしてゝ
けふこそかみを
いのるへらなれ
うのはなの
いろみえまかふ
ゆふしてて
けふこそかみを
いのるへらなれ


はるすきて
うつきになれは
さかき葉の
ときはのみこそ
いろまさりけれ
はるすきて
うつきになれは
さかきはの
ときはのみこそ
いろまさりけれ


あはぬまに
うめもさくらも
すきぬるを
卯のはなをさへ
やりつへきかな
あはぬまに
うめもさくらも
すきぬるを
うのはなをさへ
やりつへきかな

イ:すきにしを
ちりかはる
はなこそすきめ
ほとゝきす
いまは來なかん
こゑをたにきけ
ちりかはる
はなこそすきめ
ほとときす
いまは来なかん
こゑをたにきけ


新玉の
としをかさねて
かへつれど
猶ひとへなる
夏衣かな
あらたまの
としをかさねて
かへつれど
なほひとへなる
なつころもかな


今日とてや
大宮人の
白妙に
かさねてきたる
蝉のはごろも
けふとてや
おほみやひとの
しろたへに
かさねてきたる
せみのはごろも
Сегодня
Придворные все
Белотканые
Надели платья
Из крылышек цикад.
Примерный перевод

山がくれ
人はとひこず
櫻花
春さへすぎぬ
たれに見せまし
やまがくれ
ひとはとひこず
さくらばな
はるさへすぎぬ
たれにみせまし
Скрытые в горах,
Куда и люди не ходят,
Цветы сакуры,
Кому вы хотели показаться,
Если и весна уже прошла...
Примерный перевод

時鳥
忍ぶ比とは
志りながら
いかにまたるゝ
初音なるらむ
ほととぎす
しのぶころとは
しりながら
いかにまたるる
はつねなるらむ

比??
かへずとも
人なとがめそ
おきなさび
ことしばかりの
はな染の袖
かへずとも
ひとなとがめそ
おきなさび
ことしばかりの
はなそめのそで


けふみれは
なつの衣に
成にけり
うきはかはらぬ
身をいかにせん
けふみれは
なつのころもに
なりにけり
うきはかはらぬ
みをいかにせん


春はすて
また郭公
かたらはぬ
けふのなかめを
とふ人もかな
はるはすて
またほととぎす
かたらはぬ
けふのなかめを
とふひともかな

*1春はすきイ
大井川
岩波はやく
春くれて
筏のとこに
夏そきにける
おほゐかは
いはなみはやく
はるくれて
いかだのとこに
なつそきにける


思ふこと
うすくやなると
夏衣
かふるたもとも
なみたなりけり
おもふこと
うすくやなると
なつころも
かふるたもとも
なみたなりけり


花鳥の
あかぬわかれに
春暮て
けさよりむかふ
夏山の色
はなとりの
あかぬわかれに
はるくれて
けさよりむかふ
なつやまのいろ
Не насытился вдоволь
Видом птиц и цветов,
А весна уж прошла.
И с утра сего буду я видеть
Лишь цвета летних гор.
Перевод: Павел Белов
いつしかと
かへつる花の
袂かな
時にうつるは
ならひなれとも
いつしかと
かへつるはなの
たもとかな
ときにうつるは
ならひなれとも


桜色の
花の袂を
たちかへて
ふたゝひ春の
名残をそ思ふ
さくらいろの
はなのたもとを
たちかへて
ふたたひはるの
なごりをそおもふ


けふはいとゝ
桜本こそ
ゆかしけれ
春のかたみに
花やのこると
けふはいとと
さくらもとこそ
ゆかしけれ
はるのかたみに
はなやのこると


おしや猶
桜山吹
ちりしほれ
はるなりぬへき
けふの気色を
おしやなほ
さくらやまぶき
ちりしほれ
はるなりぬへき
けふのけしきを


残りける
深山かくれの
をそ桜
夏さへ風を
猶やいとはん
のこりける
みやまかくれの
をそさくら
なつさへかぜを
なほやいとはん


うすみとり
ましるあふちの
花みれは
面影にたつ
春の藤浪
うすみとり
ましるあふちの
はなみれは
おもかげにたつ
はるのふぢなみ


卯の花の
ちらぬかきりは
山里の
木のしたやみも
あらしとそ思
うのはなの
ちらぬかきりは
やまざとの
このしたやみも
あらしとそおも


遠さかる
身はうつ蝉の
夏衣
なれはまさらて
秋風そふく
とほさかる
みはうつせみの
なつころも
なれはまさらて
あきかぜそふく


明暮て
日比へにけり
卯花の
うき世の中に
なかめせしまに
あけくれて
ひころへにけり
うのはなの
うきよのなかに
なかめせしまに


いとゝしく
日比へゆけは
うの花の
うきにつけてや
忘果ぬる
いととしく
ひころへゆけは
うのはなの
うきにつけてや
わすれはてぬる


花の色は
けふぬきかへつ
いつか又
苔の袂に
ならんとすらん
はなのいろは
けふぬきかへつ
いつかまた
こけのたもとに
ならんとすらん


何とかは
いそきもたゝん
夏衣
うき身をかふる
けふにしあらねは
なにとかは
いそきもたたん
なつころも
うきみをかふる
けふにしあらねは


何とかは
いそきもたゝん
夏衣
うき身をかふる
けふにしあらねは
なにとかは
いそきもたたん
なつころも
うきみをかふる
けふにしあらねは


かなしさの
かゝる時やは
又もありし
むへもう月と
いひはしめけり
かなしさの
かかるときやは
またもありし
むへもうつきと
いひはしめけり


郭公
去年みし君も
なき宿に
いかになくらん
けふの初こゑ
ほととぎす
こぞみしきみも
なきやどに
いかになくらん
けふのはつこゑ


谷の戸を
とちやはてつる
鴬の
まつにおとせて
はるもすきぬる
たにのとを
とちやはてつる
うくひすの
まつにおとせて
はるもすきぬる


脱ぎかへて
かたみとまらぬ
夏衣
さてしも花の
面影ぞ立つ
ぬぎかへて
かたみとまらぬ
なつころも
さてしもはなの
おもかげぞたつ


よしさらは
あたなる色を
名にたてゝ
今朝こそかへめ
花染の袖
よしさらは
あたなるいろを
なにたてて
けさこそかへめ
はなそめのそで


今朝よりは
袂もうすく
たちかへて
花の香とをき
夏衣哉
けさよりは
たもともうすく
たちかへて
はなのかとをき
なつころもかな


吹風も
猶やいとはん
花の香の
うすき袂に
残らましかは
ふくかぜも
なほやいとはん
はなのかの
うすきたもとに
のこらましかは


夏ころも
けふたちかふる
袖も猶
きつゝなれにし
花のかそする
なつころも
けふたちかふる
そでもなほ
きつつなれにし
はなのかそする


夏ころも
けふたちかふる
袖も猶
きつゝなれにし
花のかそする
なつころも
けふたちかふる
そでもなほ
きつつなれにし
はなのかそする


さきぬやと
今こそとはめ
山桜
春はつれなく
みえし梢を
さきぬやと
いまこそとはめ
やまさくら
はるはつれなく
みえしこずゑを


それとたに
しらせてしけれ
山桜
花こそ夏の
こすゑなりとも
それとたに
しらせてしけれ
やまさくら
はなこそなつの
こすゑなりとも


なけやなけ
山ほとゝきす
春くれて
物さひしかる
人のきかくに
なけやなけ
やまほとときす
はるくれて
ものさひしかる
ひとのきかくに


昨日まて
なれし袂の
花のかに
かへまくおしき
夏衣かな
きのふまて
なれしたもとの
はなのかに
かへまくおしき
なつころもかな


けふよりは
千代をかさねん
始とて
まつひとへなる
夏ころも哉
けふよりは
ちよをかさねん
はじめとて
まつひとへなる
なつころもかな


山振之
立儀足
山清水
酌尓雖行
道之白鳴
やまぶきの
たちよそひたる
やましみづ
くみにゆかめど
みちのしらなく
Хотел пойти, чтоб зачерпнуть
Воды кристальной
В горах, где блещет красотой теперь
Цветок ямабуки, — но всё это напрасно:
Ведь мне туда неведомы пути…
* Цветок ямабуки (см. VIII—1435) — метафора принцессы. В песне говорится о месте её погребения.
桜色の
袖もひとへに
かはるまて
うつりにけりな
過る月日は
さくらいろの
そでもひとへに
かはるまて
うつりにけりな
すぐるつきひは


形見にと
ふかく染てし
花の色を
うすき衣に
ぬきやかふらん
かたみにと
ふかくそめてし
はなのいろを
うすきころもに
ぬきやかふらん


九重に
匂ふをみれは
遅桜
かさねてきたる
春かとそ思ふ
ここのへに
にほふをみれは
おそさくら
かさねてきたる
はるかとそおもふ


いくよしも
あらし桜を
行春の
中〳〵なにゝ
のこしをきけん
いくよしも
あらしさくらを
ゆくはるの
なかなかなにに
のこしをきけん


卯花の
さかりならすは
山かつの
かきねに誰か
心とめまし
うのはなの
さかりならすは
やまかつの
かきねにたれか
こころとめまし


たちかふる
けふともいさや
しらかさね
昨日の花も
そめぬたもとは
たちかふる
けふともいさや
しらかさね
きのふのはなも
そめぬたもとは


たちかふる
かとりの衣の
白かさね
かさねても猶
うすき袖哉
たちかふる
かとりのころもの
しらかさね
かさねてもなほ
うすきそでかな


別れにし
花のかとりの
夏衣
春のかたみや
猶のこるらん
わかれにし
はなのかとりの
なつころも
はるのかたみや
なほのこるらん


春過て
けふぬきかふる
から衣
身にこそなれね
夏はきにけり
はるすぎて
けふぬきかふる
からころも
みにこそなれね
なつはきにけり


なれきつる
花の香おしき
衣手を
今日たちかへて
夏はきにけり
なれきつる
はなのかおしき
ころもでを
けふたちかへて
なつはきにけり


初夏漢天泛月顏
悠悠雲路流晴月
蕭蕭黃河亘玉光
相喜蒼天月玉色



にほひつつ
散りにし花ぞ
思ほゆる
夏は緑の
葉のみしげりて
にほひつつ
ちりにしはなぞ
おもほゆる
なつはみどりの
はのみしげりて