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劍璽の役、花山院宰相中將、やくの内侍、勾當内侍、新内侍となり。



ことゞもはてゝ、大宮大納言殿、常の御所へまゐり給ひて、勾當内侍どのに、ぼくば牧馬のねはいかが侍りつるとありしかば、かの大こくでんのびはのねとかやのやうに、いづくまでもくもりなくこそと申し給ふも、げにかぎりなくて、辨内侍、



御ともに按察三位殿・中納言佐殿・勾當内侍殿。



こめいぢのしやうじのもと、御ゆどのゝなげしのしもの一間に、勾當内侍どの、みのとのきりみすのもとに、中納言のすけ・兵衞督どの、年中行事のしやうじのかくれに、少將辨などうかゞひしかども、あかつきまで出で給はず。


こめいぢ=昆明池
みのと(*癸か)
御てうづのまにて、兵衞督殿・勾當内侍殿などあけてみれば、



その人のもとより、「むめやさかりなるらん。」とたづねたる返事に、勾當内侍にかはりて、辨内侍、